<mark>タグは、文書内の該当テキストをハイライトして目立たせる際に使用します。 <strong>や<em>のようにその部分を強調することが目的ではなく、ユーザーが参照しやすいように目立たせることが目的です。
<mark>は、作者が重要と考えている箇所ではなく、ユーザーの操作に関連している箇所に使用します。 例えば、検索結果画面で文書中の検索ワード部分をハイライト表示する場合などに適しています。
mark要素は、HTML5から新たに追加された要素です。
HTML5では、これまでのHTML 4と同じようなHTML文書を作成する機能が改良されているのに加えて、ウェブアプリケーションを開発するための様々な仕様が新たに盛り込まれています。 HTML5が普及した際には、今までプラグインなどのHTML以外の技術を併用しないと実現できなかった機能のいくつかが、標準のHTMLやJavaScriptで比較的シンプルに実現できるようになる予定です。