<figcaption>タグは、親となるfigure要素のキャプションを表す際に使用します。
figure要素が表すのは、主軸となるコンテンツの理解を深めるための説明、図表、表題、字幕などです。
figcaption要素が表すのは、親要素となるfigure要素のキャプションです。
例えば、説明の件名、図表のタイトル、表題の名称、字幕の呼び名などです。
figure要素にキャプションを付ける際には、その子要素としてfigcaption要素を配置します。
figure要素の最初の子要素にfigcaption要素があれば、そのfigure要素のコンテンツのキャプションを表します。
figure要素の子要素にfigcaption要素がなければ、そのfigure要素のコンテンツにキャプションはありません。
以下のサンプルは、写真をfigure要素でマークアップして、
そのfigure要素にfigcaption要素でキャプションを付けています。
<figure>
<img src="./sample/pieta.jpg" alt="キリストの亡骸を腕に抱く聖母マリア">
<figcaption>サン・ピエトロ大聖堂のピエタ</figcaption>
</figure>
<nav><a href="19414 ">前へ</a> — <a href="19416 ">次へ</a></nav>
figcaption要素には、ソースに関する追加情報を含めることもできます。
以下のサンプルは、figcaption要素の子孫にp要素やsmall要素を使用しています。
<figcaption>
<p>カルガモの子育て</p>
<p><small>写真提供:ほのぼの動物園</small></p>
</figcaption>
カルガモの子育て
写真提供:ほのぼの動物園
<figcaption>
<p>非営利のアパートを除く、3部屋のアパートの平均家賃</p>
<p>不動産統計局調べ — <time datetime=2017-11-14>2017年11 月14日</time></p>
</figcaption>
非営利のアパートを除く、3部屋のアパートの平均家賃
不動産統計局調べ —