<input multiple>は、複数選択可にする際に使用します。
input要素にmultiple属性を指定すると、
ユーザーが複数の値を指定できるようになります。
以下のサンプルは、multiple属性の指定の有無による違いを示しています。
multiple属性を指定しなければ選択できるファイルはひとつだけですが、
multiple属性を指定すると選択できるファイルが複数になります。
<p><label>ファイル(ひとつだけ): <input type=file name=ofile></label></p>
<p><label>ファイル(複数選択可): <input type=file name=mfile multiple></label></p>
以下のサンプルは、type=emailと同時にmultiple属性を指定しています。
ユーザーは、カンマ( , )区切りでメールアドレスのリストを入力することができます。
<label>宛先リスト(カンマ区切り): <input type=email multiple name="to"></label>
以下のサンプルは、datalist要素で入力候補を指定しています。
input要素にmultiple属性が指定されているので、カンマ( , )で区切ることで複数選択が可能です。
<label>宛先リスト(カンマ区切り): <input type=email multiple name="to" list="contacts" size=50></label>
<datalist id="contacts">
<option value=""[email protected]">
<option value=""[email protected]">
<option value=""[email protected]">
<option value=""[email protected]">
</datalist>
HTMLの仕様では、input要素には終了タグ</input>はありません。