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■汎用属性
HTMLやXHTMLに定義されている要素には、ほとんどの要素で共通して使用できる属性があります。
このような属性は汎用属性と呼ばれますが、よく使用される汎用属性には以下のものがあります。
- style属性
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style属性は、要素に直接スタイルシートを適用する際に使用します。
HTML文書内で部分的にスタイルを優先指定する際にはstyle属性が便利です。
- class属性
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class属性は、要素にクラス名を付ける際に使用します。
クラス名は1つの文書内で重複して同じ名前を指定することができます。
文書内の複数箇所に同じスタイルを適用する場合に便利な属性です。
- id属性
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id属性は、要素に固有の名前(識別子)を付ける際に使用します。
id名は1つの文書内で重複して同じ名前を指定することはできません。
1つの文書内に1つしか存在しないので、id名を付けた箇所を一意に特定して、
スタイルシートやスクリプトを適用することができます。
- title属性
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title属性は、要素の補足情報を指定する際に使用します。
例えば、リンク先や画像についての説明をする場合などに使用します。
表示のされ方はブラウザによりますが、ツールチップとして表示されることが多いようです。
- lang属性
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lang属性は、要素内容の言語を指定する際に使用します。
日本語ならja、英語ならenを属性値として指定します。
例えば、日本語の文章中に英文が混在する場合には、音声ブラウザなどへの影響を考慮してlang属性を指定します。
- dir属性
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dir属性は、要素内容の表示方向や読み上げ方向を指定する際に使用します。
英語や横書きの日本語のように、左から右へ表示したい場合はltrを、右から左へ表示したい場合はrtlを指定します。
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