font-size-adjustプロパティは、フォント同士のサイズのバラつきを調整する際に使用します。
例えば、ウェブページの制作者がテキストが読みやすくなるように、
font-sizeプロパティでちょうど良いフォントサイズを指定しておいても、ユーザー環境で別のフォントに代替されて表示されることがあります。
この場合には、必ずしも制作者が意図した読みやすい大きさでテキストが表示されるとは限りません。
これは、フォントの種類によってテキストの見かけの大きさや、どのサイズのときに読みやすくなるかが異なるからです。
font-size-adjustプロパティでは、こうした問題が起きないように、フォント間の見かけの大きさの違いを調整します。
具体的には、フォントの種類にかかわらず小文字xの高さが同じになるようにフォントサイズを調整します。
span.none {
font-family: Futura;
font-size: 100px;
border: solid 1px red;
}
span.adjust {
font-family: Futura;
font-size: 100px;
border: solid 1px red;
font-size-adjust: 0.5;
}
<html>
<head>
<link rel=”stylesheet” href=”sample.css”
type=”text/css”>
</head>
<body>
<p><span class=”none”>b</span><span class=”adjust”>b</span></p>
<p>font-size-adjustプロパティで0.5を適用した右が、左より大きくなっているので、Futuraの見かけ比率は0.5より低いということになります。</p>
</body>
</html>
bb
font-size-adjustプロパティで0.5を適用した右が、左より大きくなっているので、Futuraの見かけ比率は0.5より低いということになります。