<wbr>タグは、改行箇所の候補を表す際に使用します。
wbr要素で指定すれば、必ずそこで改行されるということではありません。
wbr要素で指定しておくと、表示幅の都合などで改行される場合の改行箇所の候補となります。
HTMLの仕様では、wbr要素には終了タグ</wbr>はありません。
以下のサンプルでは、叫んだ内容が1つの長い単語として書かれています。
この際、文字列内の個々の単語をwbr要素で区切っておくことで、単語の区切り箇所で折り返されて表示されます。
wbr要素で区切っていない下の行の表示と比較してください。
<h5>wbr要素を使用した場合</h5>
<p>
彼女はトラを指さして叫んだ。
"there<wbr>is<wbr>no<wbr>way<wbr>you<wbr>are<wbr>ever<wbr>going<wbr>to<wbr>catch<wbr>me<wbr>there<wbr>is<wbr>no<wbr>way<wbr>you<wbr>are<wbr>ever<wbr>going<wbr>to<wbr>catch<wbr>me"!
(おまえに捕まるものか!)
</p>
<h5>wbr要素を使用しない場合</h5>
<p>
彼女はトラを指さして叫んだ。
"thereisnowayyouareevergoingtocatchmethereisnowayyouareevergoingtocatchme"!
(おまえに捕まるものか!)
</p>
彼女はトラを指さして叫んだ。
“there
(おまえに捕まるものか!)
彼女はトラを指さして叫んだ。
“thereisnowayyouareevergoingtocatchmethereisnowayyouareevergoingtocatchme”!
(おまえに捕まるものか!)