★CSS3リファレンス

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E:first-of-type …… 最初のその種類の要素
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E:first-of-typeは、疑似クラスの一種で、
最初のその種類の要素にスタイルを適用する際に使用します。


E:first-child
の場合には、種類に関係なく要素を数えるため、
最初に来る要素がE要素であった場合にスタイル適用の対象になります。

一方、E:first-of-typeの場合には、途中で別の種類の要素が入る場合にはそれを数えずに、
指定した種類の要素のみを数えるため、最初に来るE要素がスタイル適用の対象になります。

■セレクタの書式・スタイルを適用する対象

書式
E:first-of-type {プロパティ名:値;}
適用対象
最初のその種類の要素

■使用例

スタイルシート部分は外部ファイル(sample.css)に記述。

div.sample1, div.sample2 {background-color:#CCFFCC;}
div.sample1 p, div.sample2 p {border:1px dotted #000000;}
div.sample1 p:first-child {background-color:#FFCCCC;}
div.sample2 p:first-of-type {background-color:#FFCCCC;}

HTMLソース

<html>
<head>
<link rel=”stylesheet” type=”text/css” href=”sample.css”>
</head>
<body>

<div class=”sample1″>
<h2>p:first-childの場合</h2>
<h3>今日の天気</h3>
<p>今日は<strong>晴れ</strong>でしょう。</p>
<p>日差しが強くなるでしょう。</p>
<p>日傘や帽子の使用をおすすめします。</p>
<h3>明日の天気</h3>
<p>明日は<strong>雨</strong>でしょう。</p>
<p>気温が低くなるでしょう。</p>
<p>長袖の上着があると良いでしょう。</p>
</div>

<div class=”sample2″>
<h2>p:first-of-typeの場合</h2>
<h3>今日の天気</h3>
<p>今日は<strong>晴れ</strong>でしょう。</p>
<p>日差しが強くなるでしょう。</p>
<p>日傘や帽子の使用をおすすめします。</p>
<h3>明日の天気</h3>
<p>明日は<strong>雨</strong>でしょう。</p>
<p>気温が低くなるでしょう。</p>
<p>長袖の上着があると良いでしょう。</p>
</div>

</body>
</html>

↓↓↓

ブラウザ上の表示

p:first-childの場合

今日の天気

今日は晴れでしょう。

日差しが強くなるでしょう。

日傘や帽子の使用をおすすめします。

明日の天気

明日はでしょう。

気温が低くなるでしょう。

長袖の上着があると良いでしょう。

p:first-of-typeの場合

今日の天気

今日は晴れでしょう。

日差しが強くなるでしょう。

日傘や帽子の使用をおすすめします。

明日の天気

明日はでしょう。

気温が低くなるでしょう。

長袖の上着があると良いでしょう。

■関連項目

要素型セレクタ(タイプセレクタ) …… 特定の要素にスタイルを適用する
全称セレクタ(ユニバーサルセレクタ) …… すべての要素にスタイルを適用する
classセレクタ(クラスセレクタ) …… 特定のclass名がつけられた要素にスタイルを適用する
idセレクタ …… 特定のid名がつけられた要素にスタイルを適用する
:link擬似クラス …… 未訪問のリンクにスタイルを適用する
:visited擬似クラス …… 訪問済のリンクにスタイルを適用する
:hover擬似クラス …… カーソルが乗っている要素にスタイルを適用する
:active擬似クラス …… クリック中の要素にスタイルを適用する
:focus擬似クラス …… フォーカスされた要素にスタイルを適用する
:lang擬似クラス …… 特定の言語を指定された要素にスタイルを適用する
:first-child擬似クラス …… 最初に現れる子要素にスタイルを適用する
:first-line擬似要素 …… 要素の最初の行にスタイルを適用する
:first-letter擬似要素 …… 要素の最初の文字にスタイルを適用する
:before擬似要素 …… 要素の直前に内容を挿入する
:after擬似要素 …… 要素の直後に内容を挿入する
属性セレクタ …… 特定の属性を持つ指定要素にスタイルを適用する
属性(値)セレクタ …… 特定の属性(値)を持つ指定要素にスタイルを適用する
属性(値候補)セレクタ …… 属性値候補と一致した場合にスタイルを適用する

E[foo^=”bar”] …… foo属性の値がbarで始まるE要素CSS3
E[foo$=”bar”] …… foo属性の値がbarで終わるE要素CSS3
E[foo*=”bar”] …… foo属性の値にbarを含むE要素CSS3
E:root …… 文書のルートとなる要素CSS3
E:nth-child(n) …… n番目の子となるE要素CSS3
E:nth-last-child(n) …… 後ろから数えてn番目の子となるE要素CSS3
E:nth-of-type(n) …… n番目のその種類の要素CSS3
E:nth-last-of-type(n) …… 後ろから数えてn番目のその種類の要素CSS3
E:last-child …… 子として最後のE要素CSS3
E:first-of-type …… 最初のその種類の要素CSS3
E:last-of-type …… 最後のその種類の要素CSS3
E:only-child …… 子として唯一となるE要素CSS3
E:only-of-type …… 子として唯一となるその種類の要素CSS3
E:empty …… 要素内容が空となるE要素CSS3
E:target …… リンクのターゲット先となるE要素CSS3
E:enabled …… 有効となっているユーザーインターフェース要素(テキストエリアなど)CSS3
E:disabled …… 無効となっているユーザーインターフェース要素(テキストエリアなど)CSS3
E:checked …… チェックされているユーザーインターフェース要素(ラジオボタン・チェックボックスなど)CSS3
E:not(s) …… sで指定するセレクタに当てはまらないE要素CSS3
E ~ F …… E要素の後ろにある同じ階層のF要素CSS3

複数のセレクタ …… 複数のセレクタに同じスタイルを適用する
子孫セレクタ …… 子孫要素にスタイルを適用する
子セレクタ …… 子要素にスタイルを適用する
隣接セレクタ …… 直後に隣接している要素にスタイルを適用する

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山田 太郎
テック・リード
山田太郎は、ウェブ開発やグラフィックスプログラミングに10年以上の経験を持つテクノロジーの専門家です。特にHTML5 CanvasやJavaScript、インタラクティブメディアに精通しており、動的なユーザーインターフェースや最先端のウェブアプリケーションの開発に携わってきました。複雑な図形描画や画像操作、リアルタイムグラフィックスに関する知識が豊富で、ウェブ技術の限界を追求する開発者たちにとって頼りになる存在です。知識の共有に情熱を持ち、初心者からプロフェッショナルまで幅広く支援するため、技術フォーラムやブログにも積極的に貢献しています。

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