★HTMLの基本

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■XHTMLの登場

XHTMLとは?

XHTML(Extensible HyperText Markup Language)は、情報を扱いやすくすることを目的として、HTMLをXMLの文法で定義し直したものです。

XML(Extensible Markup Language)は、その名の通り拡張性に優れた技術で、
例えば、利用者が独自のタグを定義してタグ付けされたデータをプログラム処理したり、
XMLファイルから必要なデータだけを取り出して加工して利用できるなどの長所があります。

HTMLはインターネット上の情報発信や共有を可能にしましたが、
一方で決められたタグしか使用することができない、
HTMLタグをもとにアプリケーションからプログラム処理できないなどの制限もあります。
こうしたHTMLの制限を解消して、ウェブページのデータをより有効に活用するため、XMLの拡張性をHTMLに取り入れようとしたのがXHTMLです。

XHTMLのバージョン

現在、XHTMLには複数のバージョンが同時に存在しています。
2000年1月、W3CによってXHTML1.0が勧告されました。
XHTML1.0はHTML4.01を再定義したバージョンで、HTMLからの変更点が少なく、要素や属性の追加もありません。
基本的にHTMLの知識がそのまま活かせるので、HTMLからXHTMLへの移行がしやすいバージョンです。

XHTML1.0の他には、主に携帯端末を対象としたXHTML Basic、モジュール化の概念が取り入れられたXHTML1.1があり、
バージョンにより仕様が若干異なっています。

■WEB制作技術の年表

年月日 出来事
1989年 ティム・バーナーズ=リーがHTMLを開発
1993~95年頃 HTML 1.0~3.0
1994年10月 W3C(World Wide Web Consortium)が発足
1996年12月 CSS1勧告
1997年1月 HTML3.2勧告
1997年12月 HTML4.0勧告
1998年2月 XML1.0勧告
1998年4月 HTML 4.0仕様改訂
1998年5月 CSS2勧告
1999年12月 HTML4.01勧告
2000年1月 XHTML1.0勧告
2000年12月 XHTML Basic勧告
2001年5月 XHTML1.1勧告
2004年2月 XML1.1勧告
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山田 太郎
テック・リード
山田太郎は、ウェブ開発やグラフィックスプログラミングに10年以上の経験を持つテクノロジーの専門家です。特にHTML5 CanvasやJavaScript、インタラクティブメディアに精通しており、動的なユーザーインターフェースや最先端のウェブアプリケーションの開発に携わってきました。複雑な図形描画や画像操作、リアルタイムグラフィックスに関する知識が豊富で、ウェブ技術の限界を追求する開発者たちにとって頼りになる存在です。知識の共有に情熱を持ち、初心者からプロフェッショナルまで幅広く支援するため、技術フォーラムやブログにも積極的に貢献しています。

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