shadowBlur属性は、影のぼかし効果のレベルを指定する際に使用します。
値には0以上の有限の数値を指定します。
無限大や数値以外の値を指定すると無視されます。
初期値は0で、数値を大きくするとぼかしレベルも多くなります。
shadowBlur属性で指定する数値は、座標空間の単位に対応していません。
指定するのは距離ではなく、ぼかし効果のレベルです。
例えば、shadowBlur=5 を指定すると5ピクセル分ぼかされるというわけではないので注意してください。
影のぼかしレベルは、変形マトリックスの影響を受けません。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>canvasで図形を描く</title>
<script type="text/javascript">
<!--
function test() {
//描画コンテキストの取得
var canvas = document.getElementById('sample');
if (canvas.getContext) {
var context = canvas.getContext('2d');
//ここに具体的な描画内容を指定する
//影の色・オフセット距離・ぼかしレベルを指定する
context.shadowColor = "rgb(0, 0, 255)";
context.shadowOffsetX = 5;
context.shadowOffsetY = 5;
context.shadowBlur = 5;
//左から20上から20の位置に幅50高さ50の塗りつぶしの四角形を描く
context.fillRect(20,20,50,50);
}
}
//-->
</script>
</head>
<body onLoad="test()">
<h2>Canvasで図形を描く</h2>
<canvas width="300" height="150" id="sample" style="background-color:yellow;">
図形を表示するには、canvasタグをサポートしたブラウザが必要です。
</canvas>
</body>
</html>