ブラウザのタブ部分などで、ページタイトルの左端に表示されるアイコンをオリジナルアイコンにすることができます。
このオリジナルアイコンは、ファビコンと呼びます。
せっかくですから、自分のウェブサイトのオリジナルアイコン(ファビコン)を指定してみましょう。
まず、アイコンとなる画像ファイルを用意します。
サンプルサイトでは、以下の画像を作成しました。
ファイル形式はPNGにしましたが、GIF・BMPなどの形式でも問題ありません。
用意した画像ファイルをico形式に変換します。
ico形式への変換にはフリーソフトを利用しても良いですが、よりお手軽に、ウェブ上で画像変換してくれるサービスを利用しても良いでしょう。
「ファビコン 作成」などのキーワードで検索すれば、いくつもヒットします。
作成したアイコンファイルのファイル名は「favicon.ico」としてください。
favicon.icoはindex などと同じフォルダ階層に保存します。
favicon.icoが用意できたら、アイコンを使用するウェブページのHTMLソースからlink要素でfavicon.icoを呼び出します。
index 、product 、profile 、contact の各ページに、以下の一行を追加してください。
追加する位置は<head>~</head>の中です。
<head>
(中略)
<link rel="stylesheet" media="print" href="print.css">
<link rel="shortcut icon" href="favicon.ico">
(中略)
</head>
上記の一行を追加して上書き保存したHTMLファイルindex 、product 、profile 、contact と、アイコンファイルfavicon.icoをアップロードしたら、ファビコンの指定は完了です。
ブラウザでサンプルサイトを表示してみましょう。
ファビコンがサポートされている環境では、ブラウザのURL欄やタブの先頭などにオリジナルアイコンが表示されるようになります。
ここまでの制作段階で、サンプルサイトは以下の状態となっています。
<前へ | 目次へ | 次へ> |