<rt>タグは、ルビ注釈のルビテキスト部分を表す際に使用します。
ruby要素の子要素として配置されたrt要素は、ルビ注釈のルビテキスト部分としての役割を果たします。
ruby要素の子要素ではないrt要素は、そのrt要素の内容と同じものを表します
と定義されています。
つまり、ruby要素の子要素でないなら、rt要素に指定してもしなくても意味は同じということです。
rt要素の直後にrt要素、または、rp要素が続く場合は、rt要素の終了タグ </rt> を省略できます。
また、rt要素の親要素にそれ以上のコンテンツがない場合にも、rt要素の終了タグ </rt> を省略できます。
以下のサンプルは、熟語単位で1つのruby要素に指定して、漢字のふりがなを振っています。
ふりがなのテキスト部分をrt要素で指定しています。
<ruby>鬼<rt>き</rt>門<rt>もん</rt></ruby>の
<ruby>方<rt>ほう</rt>角<rt>がく</rt></ruby>を
<ruby>凝<rt>ぎょう</rt>視<rt>し</rt></ruby>する
鬼門の
方角を
凝視する