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<sup> …… 上付き文字を表す
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<sup>タグは、上付き文字を表す際に使用します。
sup要素は上付き文字を表し、sub要素は下付き文字を表します。

sup要素とsub要素をレイアウトや見栄えを調整するために使用してはなりません。
例えば、テキストをロゴっぽく見せるために、sup要素やsub要素を使って各字の位置調整をするのは不適切です。

sup要素とsub要素は、何らかの意味を持つマークアップをする場合にのみ使用します。
sup要素とsub要素がないと、コンテンツの意味が変わる場合のみです。

sup要素の適切な使用例

sup要素の適切な使い方は、例えば以下の場合などです。

  • a2、b3、c4のように、べき乗を表示する場合
  • 1st、2nd、3rd、4th、21st、100thのように英語の序数を表す場合
  • MlleMmeのように、フランス語の略語を表す場合

■使用例

特定の言語では、略語を表すために上付き文字が使用されることがあります。
以下のサンプルでは、フランス語の略語表記に上付き文字を使用しています。

HTMLソース

<p>
彼女らの名前は、
<span lang="fr"><abbr>M<sup>lle</sup></abbr> Gwendoline</span> と
<span lang="fr"><abbr>M<sup>me</sup></abbr> Denise</span> です。
</p>

↓↓↓

ブラウザ上の表示

彼女らの名前は、
Mlle Gwendoline
Mme Denise です。

※「Mlle」はMademoiselle(マドモアゼル)を、「Mme」はMadame(マダム)を略した表記です。

■使用例

数式では、上付き文字や下付き文字を使用することがあります。
数式はMathMLでマークアップすることが推奨されていますが、
簡単な数式であればsup要素とsub要素を使って表すこともできます。

HTMLソース

<var>E</var>=<var>m</var><var>c</var><sup>2</sup>
f(<var>x</var>, <var>n</var>) =
log<sub>4</sub><var>x</var><sup><var>n</var></sup>

↓↓↓

ブラウザ上の表示

E=mc2
f(x, n) =
log4xn

var要素のページに、MathMLでマークアップした数式のサンプルがあります。

■関連項目

  • <sub> …… 下付き文字を表す
  • <sup> …… 上付き文字を表す
  • MathML …… 数式を表す
  • <var> …… 変数を表す
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山田 太郎
テック・リード
山田太郎は、ウェブ開発やグラフィックスプログラミングに10年以上の経験を持つテクノロジーの専門家です。特にHTML5 CanvasやJavaScript、インタラクティブメディアに精通しており、動的なユーザーインターフェースや最先端のウェブアプリケーションの開発に携わってきました。複雑な図形描画や画像操作、リアルタイムグラフィックスに関する知識が豊富で、ウェブ技術の限界を追求する開発者たちにとって頼りになる存在です。知識の共有に情熱を持ち、初心者からプロフェッショナルまで幅広く支援するため、技術フォーラムやブログにも積極的に貢献しています。

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