前回までに、会社概要ページのテーブル(表)にスタイルを指定する準備ができました。
今回から、CSSでテーブルのスタイリングをしていきましょう。
横幅・背景色・ボーダー・セル内の余白・改行禁止などを指定して、見やすいテーブルになるようにスタイルを整えます。
前回作成したtable.cssに、以下の記述を追加してください。
@charset "utf-8";
/*============================================
テーブル
============================================*/
table.profile {
width:680px; /*テーブル全体の幅*/
}
table.profile th {
width:150px; /*見出しセルの幅*/
padding:10px; /*パディング*/
text-align:center; /*センター揃えにする*/
white-space:nowrap; /*セル内の改行を禁止する*/
background-color:#ccccee; /*セルの背景色*/
border-bottom:dotted #666666 1px; /*セルのボーダー*/
}
table.profile td {
padding:10px; /*パディング*/
background-color:#eeeeff; /*セルの背景色*/
border-bottom:dotted #666666 1px; /*セルのボーダー*/
}
保存をしたらブラウザで表示してみましょう。
セルに背景色やボーダーが付けられ、テーブルの横幅が、上にあるh3要素と揃えば成功です。
今回追加したCSSソースの内容を確認しておきましょう。
white-space:nowrap; は、セル内の改行を禁止しています。
セレクタは table.profile th { ~ } なので、「profileというクラス名が付けられたtable要素の子要素となるth要素」に対してスタイルを指定したことになります。
見出しセルの内容を改行禁止にしたわけですが、例えば、ユーザーがブラウザの機能で文字サイズを大きくした場合にも、見出しセルの内容は改行されないままとなります。
width:680px; は、テーブル全体の幅を指定しています。
これは、上のh3要素と横幅を揃えるためです。
h3要素には width:660px; を指定しており、h3要素のほうがtable要素よりもwidthプロパティの値が20ピクセル小さいですが、これは、widthプロパティと同時に指定している余白との関連です。
h3要素にはwidthプロパティで660pxを指定すると同時に、paddingプロパティで左右10pxずつパディングを指定しています。
つまり、h3要素の見栄えは660px+10px+10px=680pxとなっています。
その横幅に揃えるために、table要素に width:680px; を指定したというわけです。
尚、横幅を揃えたと言いながら、わずかにtable要素の横幅がh3要素よりも狭くなっているように見えます。
これは、セル同士の間に隙間が空いていて、その分だけth要素やtd要素の背景色の表示範囲が食われているためです。
次回、この隙間を閉じるスタイル指定をします。
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