BNB(バイナンスコイン)の買い方【特徴・将来性・取引所等】

BNB(バイナンスコイン)は、2024年5月時点において仮想通貨時価総額ランキング4位にランクインしている人気のコインです。今後はビットコインやイーサリアムに次ぐ主要通貨としての使用が期待されています。

2024年以降、仮想通貨市場全体が盛り上がりを見せる中、BNB価格は急激な上昇を遂げ、4月25日には過去最高値の1BNB=9万5405円を記録しました。現在も高い価格水準を維持しており、今後も上昇トレンドが続くことが予想されます。

ただし、日本国内ではBNBを取り扱う仮想通貨取引所がないため、購入するためには海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。

本記事では、BNBの特徴や将来性、そして海外仮想通貨取引所「バイナンス(Binance)」を利用したBNBの買い方と注意点について解説します。「BNB(バイナンスコイン)ってどんなコイン?」「BNB(バイナンスコイン)の買い方は?」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

BNB(バイナンスコイン)とは、どんな仮想通貨?

BNBとは、海外仮想通貨取引所のバイナンス(Binance)のガバナンストークンとして発行された独自コインです。元々はイーサリアムブロックチェーン上でERC-20トークンとして発行されていましたが、現在では独自ブロックチェーンであるBNBチェーンに移行しています。

BNBの主な仕様は以下のとおりです。

トークン名バイナンスコイン
シンボルBNB
トークン規格ERC-20
発行上限枚数2億枚(発行済み)
価格9万2962円(2024年5月13日時点)
時価総額13万7026億円(2024年5月13日時点)
取扱い取引所Binance、Bybit、MEXCなど
(国内の仮想通貨取引所では取扱いなし)
公式サイトBinance

BNBは、イーサリアムとの互換性によって高速トランザクションを実現しており、バイナンスプラットフォーム内での決済手段として利用されています。

2024年5月時点において、BNBの時価総額は13億7091円、仮想通貨の時価総額ランキングでは4位にランクインしており、将来性が高いおすすめの仮想通貨の1つとして注目されています。

なお、国内にはBNBを取り扱う仮想通貨取引所がありません。BNBを購入する際は、海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。BNBの買い方は、ページ後半部分で紹介しています。

BNB(バイナンスコイン)の特徴

近未来都市のネオン街に突如浮かび上がったBNBのシンボル

BNBは、海外仮想通貨取引所「バイナンス(Binance)」が発行する独自コインです。日本でも人気が高く、買い方が気になっている方も多い仮想通貨の1つ。主な4つの特徴をまとめているので、参考にしてみてください。

  1. バイナンス(Binance)の手数料が割引
  2. 独自のBNBチェーンで動作
  3. Proof of Staked Authority(PoSA)を採用
  4. 定期的にトークンバーンを実施

なお、BNBはかつて高い人気を誇ったリップルや、近年将来性が高いと話題のドージコインを抑え、時価総額ランキングで常に上位にランクインする注目度の高い仮想通貨です。

①:バイナンス(Binance)の手数料が割引

BNB(バイナンスコイン)は、仮想通貨取引所のバイナンス(Binance)が発行する仮想通貨です。バイナンス口座の決済にBNBを利用すると割引特典を受けることができます。

たとえば、バイナンス取引所の取引手数料0.1%を支払う場合、BNBで決済すると25%の割引が適応されます。また、BNBはバイナンス口座における基軸通貨として利用することができ、他のさまざまな仮想通貨と交換することも利用可能です。

②:独自のBNBチェーンで動作

BNBは独自のブロックチェーンであるBNBチェーン上で運営されており、「BNBビーコンチェーン」と「BNBスマートチェーン」の二層により構成されています。

  • BNBビーコンチェーン:バイナンスチェーンの運営とセキュリティを管理し、BNBのステーキングや投票プロセスを実行
  • BNBスマートチェーン:EVM(Ethereum Virtual Machine)との互換性があり、複数のブロックチェーンに対応するコンセンサスレイヤーとして機能

この二層構造により、BNBチェーンは高速で安全な取引を実現しています。また、BNBチェーン上でのアプリケーションやスマートコントラクトを容易に移植し実行することが可能になり、開発プラットフォームとしての利便性が格段に向上しました。

➂:Proof of Staked Authority(PoSA)を採用

BNBのブロックチェーン基盤となるBNBチェーンは、Proof of Staked Authority(PoSA)というアルゴリズムを採用しています。

PoSAは、2つの異なるアルゴリズム「Proof of Stake(PoS)」と「Proof of Authority(PoA)」により構成されています。それぞれの特徴は以下のとおり。

  • Proof of Stake(PoS):保有する仮想通貨を一時的にブロックチェーンに預けることで新しいブロックの生成や取引の承認権限を獲得できるシステム
  • Proof of Authority(PoA):ユーザーが自分の身元や信頼性を証明することで、取引の承認作業などの重要な権限が得られるシステム 

これらのアルゴリズムを組み合わせることで、BNBはネットワークの安全性を強化し、大量の取引を効率的に処理するスケーラビリティを向上させています。

④:定期的にトークンバーンを実施

トークンバーン(焼却)とは、市場から一定量の仮想通貨を買い戻し、永久に破棄するシステムです。これにより、市場に供給される通貨量をコントロールし、過剰供給によるインフレを防ぎます。

BNBを発行するバイナンスは、取引所の運営で発生した利益の一部を財源として、市場に流通しているBNBを定期的に買戻し、トークンバーンすることで、意図的にBNBの流通量を減らしています。

BNBにはビットコインの半減期のようなシステムはありませんが、トークンバーンによって、通貨価値の安定化を図っています。

BNB(バイナンスコイン)の価格推移

これまでのBNBの価格推移を見てみましょう。

BNB(バイナンスコイン)の2019年から2024年5月現在までの価格推移を表すチャート。2024年5月13日時点の価格は9万2962円。
BNBの価格推移(2019-2024)

出典:Google Finance

BNBは2017年7月にローンチした仮想通貨です。その後2020年までは比較的安定した価格推移が続いていましたが、2021年以降に価格が高騰しました。その後は大きなボラティリティが続く価格推移が高水準の価格帯を維持し、2024年以降に再び急激な価格上昇を見せています。

現在のBNB価格は7万2962円(2024年5月13日時点)であり、2020年頃の価格と比較すると約67倍にまで価格が上昇していることが確認できます。この急騰の背景には、BNBの普及拡大、市場全体の楽観的なセンチメントなど、複数の要因が考えられます。

特に注目すべきは、2024年以降の上昇トレンドです。この背景には、2024年1月にビットコイン現物ETFが承認され、仮想通貨市場全体が活気づいたことが影響していると考えられます。2024年以降も続々と仮想通貨の次に流行る投資対象が登場するかもしれません。

この仮想通貨市場全体の盛り上がりに伴い、BNB価格は2021年11月の前回最高値を上回り、今後も上昇トレンドが続くと期待されています。

一方で、急激な価格上昇の反動により、暴落の危険を感じる人も多いでしょう。実際、仮想通貨の儲け方は、値上がりする前に先行投資することが鉄則です。

たとえば、BNBのような急激な上昇トレンドは発生していないものの、将来的に価格上昇が期待される仮想通貨の1つに日本アイドルトークンがあります。また、昨今注目が集まる中国の仮想通貨市場も注目すべきでしょう。

BNB(バイナンスコイン)の将来性

デジタル化が進んだ近未来的なショッピングモール

2024年以降のBNB価格の推移を考慮すると、その将来性に大きな期待が持てます。以下の要因によりBNBの需要は今後さらに増加し、バイナンスのエコシステムが拡大する将来が予想されます。

  1. DeFiとDappsの普及拡大
  2. 主要通貨になり得る存在

上記の開発が活性化し普及が進むことで、BNBが今後の仮想通貨市場において億り人を生み出すコインとなり得る可能性もあります。BNBの買い方を知る前に、将来性も理解しておきましょう。

DeFiとDappsの普及拡大

バイナンスコインの独自ブロックチェーンであるBNBチェーンは、高速トランザクションと低コスト化を実現しているため、DeFi(分散型金融)やDapps(分散型アプリケーション)に最適なプラットフォームとなりました。

  • DeFi(分散型金融):従来の銀行や金融機関を介さずに、ブロックチェーン技術により金融サービスを提供するシステム
  • Dapps(分散型アプリケーション):ブロックチェーンプラットフォームで開発および動作するアプリケーション

たとえば、歩くだけで仮想通貨を稼ぐことができるSTEPNなどのMove to EarnアプリはDappsサービスの1つ。このようなブロックチェーン技術を用いて開発されるNFTゲームは、今後も続々と登場してくるでしょう。

将来的にDeFiやDappsの新規プロジェクトの開発が進めば、手数料の支払いにBNBが使用される機会が増えます。その結果、BNBが将来的に1000倍の爆上がりが期待される仮想通貨となる日が来るかもしれません。

ただし、BNBの他にもエイダコイン(ADA)などのDappsの競合プラットフォームは存在しており、市場のシェアをどのように獲得していくかが普及拡大の鍵となるでしょう。

主要通貨になり得る存在

仮想通貨市場では、ビットコインが最も広く使われているコインです。取引時には円やドルなどの法定通貨だけでなく、ビットコインとの取引ペア銘柄を扱うケースも珍しくありません。

ビットコインに次いで、イーサリアム(ETH)やテザー(USDT)も主要な通貨として広く使われており、これらの3つのコインは仮想通貨時価総額ランキングで上位3位を占めています。

これに続き、2024年5月現在で時価総額ランキング4位に位置するのがバイナンスコイン(BNB)です。

バイナンスコインが主要通貨としてより広く使われるようになれば、取引の決済手段としての使用が増加し、その結果、流通量が増えて価格が上昇する可能性があります。

BNB(バイナンスコイン)の買い方【Binance】

深夜のオフィス街で仮想通貨取引をしている女性

2024年5月時点において、BNBを取り扱う仮想通貨取引所は日本にはありません。BNBの買い方手順を進める場合、海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。

ここでは、様々なビットコイン成功者が使用する海外仮想通貨取引所「バイナンス(Binance)」を利用したバイナンスコインの買い方について紹介します。

BNBの買い方・手順は以下のとおり。

  1. バイナンスの口座を開設
  2. 口座に資金を入金
  3. 取引タイプ・数量を決めて購入

基本的に、海外の仮想通貨取引所を利用する場合においても、BNBの購入方法は一般的な仮想通貨の買い方と同じです。

BNBの買い方①:バイナンスの口座を開設

最初の買い方手順は、バイナンスのアカウントを作成し、口座開設を行います。主なプロセスは以下のとおりです。

  1. バイナンスの公式サイトにアクセス
  2. メールアドレス・パスワードを登録
  3. メールアドレス認証
  4. 電話番号認証
  5. アカウント作成
  6. 本人確認(KYC)
  7. 二段階認証を設定
  8. 審査後、口座開設完了

なお、本人確認(KYC)では身分証明書(マイナンバーカード、パスポート、運転免許証のいずれか1つ)が必要になります。

身分証明書を提出後、バイナンスによる審査が行われます。提出書類に問題がなければ、約10分程度で審査完了の通知が届き、その後、二段階認証およびアカウント認証をして口座開設完了となります。

BNBの買い方②:口座に資金を入金

バイナンスの口座開設後、口座に資金を入金もしくは送金して、BNBを購入する準備をしましょう。ただし、バイナンスの口座に直接日本円を入金することはできません。

バイナンス口座への入金方法は次の2つが便利です。

  • クレジット・デビットカード入金
  • 国内取引所から仮想通貨を送金

クレジット・デビットカード入金とは、カード決済によってバイナンス口座に資金を入金する方法です。バイナンス口座は直接日本円を入金することはできませんが、クレジット・デビットカードを介することで、カード会社によって両替が行われるため、外貨を持っていなくても入金することが可能です。

国内の仮想通貨取引所を利用している場合は、取引所間での仮想通貨の送金が可能です。ただし、仮想通貨を送金する際、取引所によっては送金手数料がかかるケースがあるのでご注意ください。以下の国内仮想通貨取引所からバイナンスに送金する際は、送金手数料無料です。

なお、バイナンス口座を利用して得た利益は、日本円で出金することができません。出金する際も国内の仮想通貨取引所に送金した後、国内の銀行口座への出金手続きが必要になります。

BNBの買い方➂:取引タイプ・数量を決めて購入

バイナンス口座のログインページにある「暗号資産購入」のリンクから、BNBの買い方手順を進めていきます。取引の種類(現物取引かレバレッジ取引)を選び、購入したい銘柄(例:BNB)と、数量を指定して購入します。

仮想通貨の価格は常に変動しているため、プライスボードで価格のチャートを確認しながら、最適なタイミングで購入ボタンを押しましょう。

以上が、バイナンスを利用したBNBの買い方の一連の流れとなります。

なおバイナンスは、昨今注目度が高いミームコインなど、全300種類以上の仮想通貨銘柄を取扱いがある取引所です。BNBと一緒に近年なにかと話題の多いドージコイン柴犬コインの購入もおすすめです。

BNB(バイナンスコイン)を購入する時の注意点

バイナンス口座でBNBを購入する前に、以下の注意点は必ずチェックしておきましょう。

  1. クレジット・デビットカード決済手数料が高額
  2. バイナンスは日本円の入金ができない
  3. バイナンスは日本の金融庁から警告を受けている

上記の注意点はバイナンスに限らず、海外の仮想通貨取引所全般に共通します。ただし、2024年5月時点において、国内仮想通貨取引所ではBNBの取扱いがないため、BNBを買い方手順を進める際は、バイナンスなどの海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。

①:クレジット・デビットカード決済手数料が高額

通常、バイナンス口座は入金手数料無料で利用できますが、クレジットカードやデビットカードでの決済時には、入金額または購入金額の3.5%、もしくは10ドルのうち、高い方の手数料が発生します。

また、海外の仮想通貨口座へクレジットカードで繰り返し入金すると、カード会社により決済が拒否されることがあります。これにより、クレジットカードの利用停止や強制解約に至る可能性があるため、安全を考慮して国内の仮想通貨取引所を経由した送金での入金をおすすめします。

②:バイナンスは日本円の入出金ができない

バイナンスは日本円での入出金に対応していません。国内の仮想通貨取引所を介して入出金する必要があります。バイナンスで仮想通貨を取引する際は、DMM Bitcoinなどの送金手数料無料の国内仮想通貨取引所の口座を用意しておきましょう。

なお、DMM Bitcoinはビットコインや主要なアルトコインを含む全38種類を取り扱う国内仮想通貨取引所です。その他、今後上場予定の新しい仮想通貨も購入できるため、口座を開設しておいて損はありません。

➂:バイナンスは日本の金融庁から警告を受けている

バイナンスは、日本の金融庁から「インターネットを通じて、日本の居住者を相手方として、暗号資産交換業を行っていたもの」として警告を受けています。

参考ページ:無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について

このような警告は、日本の金融庁の許可を得ずに営業を行う海外取引所に対して発せられます。自己責任のもと、バイナンスの口座を開設し取引をすること自体は問題ではありません。

様々なICO仮想通貨も上場するバイナンス。利用する際は、取引所の規制状況を理解し、万が一のリスクに備える必要があるでしょう。

BNB(バイナンスコイン)に関するよくある質問

BNBとはどんな仮想通貨ですか?

BNB(バイナンスコイン)は、海外の仮想通貨取引所であるバイナンスが発行した仮想通貨です。発行当初はイーサリアムのブロックチェーンで開発されていましたが、現在は独自のブロックチェーンであるBNBチェーンに移行しています。

2024年5月現在、仮想通貨時価総額ランキングにおいて、BNBは4位にランクインしており、ビットコインやイーサリアムに次ぐ主要通貨となる可能性がある、非常に注目されているコインです。

BNBを購入できる仮想通貨取引所は国内にありますか?

2024年5月時点において、BNBを取り扱う仮想通貨取引所は日本にありません。BNBを購入する際は海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。BNBの買い方は一般的な仮想通貨の買い方と同様です。

なお、発行元であるバイナンス口座でBNBを決済手段として利用すると、取引手数料が25%割引されます。

BNBの最低入金額はいくらですか?

バイナンスでBNBを購入する際の最低取引額は0.001BNBです。2024年5月13日現在、1BNB=9万2962円なので、約93円からBNBを購入することができます。

バイナンス(Binance)の手数料はいくらですか?

バイナンスの取引手数料は通常0.1%ですが、BNBを使用して決済する場合は25%割引が適用され、取引手数料が0.075%になります。

また、入出金手数料および送金手数料は無料ですが、クレジットカードやデビットカードを使って入金する際は、入金額または購入金額の3.5%、もしくは10ドルのいずれか高い方の手数料が発生しますのでご注意ください。

バイナンスコインの価格が上昇しているのはなぜですか?

2024年2月から3月にかけて、バイナンスコイン価格は急上昇し、1BNB=9万円を超えました。その後、2024年4月25日に史上最高値となる1BNB=9万5405円に達し、現在も高水準の価格帯を維持しています。

価格上昇の背景には、2024年1月にビットコイン現物ETFが承認され、仮想通貨市場全体が活気づいたことが影響していると考えられます。

まとめ:BNBは将来性が期待できるコイン!購入は海外仮想通貨取引所のみ

ビットコインやイーサリアムなどの様々な仮想通貨が日常生活に浸透した近未来都市

BNB(バイナンスコイン)は、海外の仮想通貨取引所「バイナンス(Binance)」が発行する仮想通貨です。現在は独自チェーンのBNBチェーンに移行されており、高速トランザクションと低コスト化を実現するプラットフォームとして注目されています。

今後、DeFi(分散型金融)やDapps(分散型アプリケーション)が普及することで、BNBの需要はさらに増加し、バイナンスのエコシステムが拡大する将来が期待されます。

ただし、現時点において、国内にはBNBを取り扱う仮想通貨取引所がないため、BNBの買い方手順を進める際には海外の仮想通貨取引所を利用しなければいけません。

BNBの買い方は、通常の仮想通貨の購入方法と同じです。クレジット・デビットカードもしくは国内の仮想通貨取引所の口座を持っている場合は、バイナンスなどの海外仮想通貨取引所で口座開設後、簡単にBNBを購入することができます。

仮想通貨市場は日々変動が激しいため、最新情報を追い続けることが非常に重要です。X(旧Twitter)や仮想通貨の情報を収集できるテレグラムなどのSNSを活用し、市場全体の動向をチェックしましょう。