fillText(text, x, y [, maxWidth ] )メソッドは、塗りつぶしのテキストを指定座標に描画する際に使用します。
引数textは描画する文字列を、引数(x, y)はテキストを描画する座標を表します。
引数maxWidthは省略可能ですが、指定した場合にはテキストの描画領域の最大幅を表します。
最大幅を指定すると、テキストがその中に収まるように縮められます。
最大幅に0以下を指定すると、テキスト描画が中止されます。
フォントを指定する場合にはfont属性、
揃え位置を指定する場合にはtextAlign属性、
ベースラインを指定する場合にはtextBaseline属性
を使用します。
また、色を指定する場合には、fillStyle属性を使用します。
fillText()メソッドによるテキスト描画では、strokeStyle属性の指定は無視されます。
テキストの描画は現在のパスには影響を与えません。
また、影・透明度・切り抜き・合成の対象となります。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>canvasで図形を描く</title>
<script type="text/javascript">
<!--
function test() {
//描画コンテキストの取得
var canvas = document.getElementById('sample');
if (canvas.getContext) {
var context = canvas.getContext('2d');
//ここに具体的な描画内容を指定する
//テキスト描画のスタイルを指定する
context.fillStyle = "blue";
context.font = "30px 'MS ゴシック'";
context.textAlign = "left";
context.textBaseline = "top";
//塗りつぶしのテキストを、座標(20, 75)の位置に最大幅200で描画する
context.fillText("abcABCあいう漢字", 20, 75, 200);
}
}
//-->
</script>
</head>
<body onLoad="test()">
<h2>Canvasで図形を描く</h2>
<canvas width="300" height="150" id="sample" style="background-color:yellow;">
図形を表示するには、canvasタグをサポートしたブラウザが必要です。
</canvas>
</body>
</html>