【注意】command要素は、HTML5の仕様から削除されるようです。
<command>タグは、操作メニューの各コマンドを指定する際に使用します。
<menu>~</menu>で全体が操作メニューであることを定義して、その子要素として<command>を配置してユーザーが呼び出すことのできる各コマンドを指定します。
type属性は、コマンドの種類を指定します。指定できるコマンドの種類は、command(通常のコマンド)、checkbox(選択式)、radio(択一式)の3種類で、初期値はcommandです。
label属性は、コマンドにラベル(項目名)を付けてユーザーに分かるようにします。label属性は必須属性で、空文字を指定することはできません。
disabled属性を指定すると、コマンドを使用不能の状態にします。
radiogroup属性は、type=”radio”で選択肢が複数階層になっているときに、子となる選択肢リストの各グループに対して名前を付けます。
尚、<command>要素は、<menu>~</menu>の中に配置しないと表示されません。
command要素は、HTML5から新たに追加された要素です。
<menu type=”toolbar”>
<command type=”radio” radiogroup=”alignment” checked=”checked” label=”Left” icon=”images/alL.png” onclick=”setAlign(‘left’)”>
<command type=”radio” radiogroup=”alignment” label=”Center” icon=”images/alC.png” onclick=”setAlign(‘center’)”>
<command type=”radio” radiogroup=”alignment” label=”Right” icon=”images/alR.png” onclick=”setAlign(‘right’)”>
<hr>
<command type=”command” disabled label=”Publish” icon=”images/pub.png” onclick=”publish()”>
</menu>
上記のサンプルは、左寄せ・センター揃え・右寄せの択一ボタンと、決定ボタンを表示させることを意図したものです。
まだ、<command>をHTML5の仕様通りに表示するブラウザは無いようですが、
サポートされたブラウザでは、テキストエディタなどのツールバーで見られるようなボタンアイコンが表示されるかもしれません。
※こんな感じ?