<input>タグのtype属性でtype=”range”を指定すると、レンジ入力欄が作成されます。
ここで言うレンジ入力欄とは、だいたいこれくらい…といった度合いを指定するための入力欄のことです。
例えば、音声のボリューム調節や画面の明るさ調節などをイメージすると理解しやすいかもしれません。
OperaやGoogle Chromeではマウスで操作できるレンジバーのインターフェースが採用されています。
レンジ入力では、正確な数値は重要ではなく、ユーザーはどの程度なのかを感覚的に指定することができます。
ユーザーに正確な数値を入力してもらいたい場合には、
type属性の値にtype=”number”を指定してください。
name属性は入力欄に名前を付ける属性ですが、<form>でデータが送信される際、
name属性で指定した名前と、入力された値が一組になって送信されます。
type=”range”の場合、min属性の初期値は0、max属性の初期値は100となります。
また、step属性の初期値は1となります。
ユーザーが指定できる度合いの範囲や刻み方は強制され、ユーザーは空の値を指定することはできません。
レンジ入力欄の初期値は、最小値<最大値となっている場合には(最大値-最小値)/2、つまり、最小値と最大値の真ん中となります。
最大値が最小値よりも小さくなってしまっている場合には、最小値が初期値となります。
<form action=”xxx.php” method=”post”>
<label>レンジ(type=”range”):<input type=”range” name=”range”></label>
<input type=”submit” value=”送信”>
</form>