<object>タグは、文書に外部リソースを埋め込む際に使用します。
<embed>がプラグインを必要とするデータを埋め込むのに対して、
<object>には外部リソース全般を指定することができます。
<object>タグで指定された外部リソースは、データのタイプにより、
画像、入れ子の閲覧コンテンツ、プラグインで処理されるデータのいずれかとして扱われます。
data属性は、文書に埋め込む外部リソースのURLを指定する際に使用します。
また、type属性は外部リソースのタイプを指定する際に使用します。
data属性とtype属性は、最低限どちらか一つを指定する必要があります。
<object>タグでプラグインデータを埋め込むと、そのデータの種類に応じてプラグインが呼び出されます。
この際、<object>~</object>の中に<param>を配置しておくと、
呼び出されるプラグインのパラメータを指定することができます。
また、<object>~</object>の中には、
<object>タグがサポートされていない環境用の内容を指定することができます。
例えば、<object>~</object>の中に、
<embed>でも同じ内容を指定しておくと、
動画などが再生される確率が高まるかもしれません。
ちなみに、embed要素は空要素であり、終了タグがありません。
従って、<embed>タグがサポートされていない環境用の内容を指定することはできません。
HTML5では、
align属性・
archive属性・
border属性・
classid属性・
codebase属性・
codetype属性・
declare属性・
hspace属性・
standby属性・
vspace属性が廃止されています。
一方で、新しくform属性が追加されています。
<p>画像を指定します。</p>
<object data=”images/kaeru.gif” type=”image/gif” width=”100″ height=”75″></object>
<p>マウスを乗せると反応するFlashです。</p>
<object data=”images/wave.swf” width=”400″ height=”300″>
<p>ご覧の環境では、object要素がサポートされていないようです。embed要素で表示します。</p>
<embed src=”https://www.htmq.com/wp-content/themes/htmq/htmq-images/wave.swf”>
</object>
<p>PDFファイルを指定します。</p>
<object data=”images/kaeru.pdf” width=”400″ height=”300″>
<p>ご覧の環境では、object要素がサポートされていないようです。<a href=”https://www.htmq.com/wp-content/themes/htmq/htmq-images/kaeru.pdf”>PDFファイルをダウンロードしてください</a>。</p>
</object>
<p>外部文書を指定します。</p>
<object data=”sample/kaeru “>
<p>ご覧の環境では、object要素がサポートされていないようです。<a href=”sample/kaeru ” target=”_blank”>外部文書を別ウィンドウで開いてください</a>。</p>
</object>
画像を指定します。
マウスを乗せると反応するFlashです。
PDFファイルを指定します。
外部文書を指定します。