<sup>タグはsuperscriptの略で、上付き文字を表す際に使用します。
<sup>は、特定の意味を持つ表記方法のために使用する要素です。
単に文字が上付きになるという表示の見栄えを目的として<sup>を使用してはいけません。
この要素が無ければ意味が変わってしまう場合にのみ使用します。
数学的表現では、下付き文字や上付き文字がよく使用されます。
数学のマークアップにはMathMLを使用することが推奨されていますが、
精密な数学的マークアップをする必要が無ければ、<sub>や<sup>を使うことができます。
一部の言語では、略語を表す際に上付き文字が使用されることがあります。
例えば、フランス語のmademoiselle(マドモワゼル 未婚の女性)はMlle、
Madame(マダム 既婚女性)Mmeと略して表記されることがありますが、
その略語の一部を上付き文字にするのが慣例となっています。
<p lang=”en”>
The most beautiful women are
<span lang=”fr”><abbr>M<sup>lle</sup></abbr> Gwendoline</span> and
<span lang=”fr”><abbr>M<sup>me</sup></abbr> Denise</span>.
</p>
<p lang=”ja”>
(訳)もっとも美しい女性は、グウェンドライン嬢とデニス夫人です。
</p>
The most beautiful women are
Mlle Gwendoline and
Mme Denise.
(訳)もっとも美しい女性は、グウェンドライン嬢とデニス夫人です。
sup要素は、HTML4.01からHTML5へのバージョンアップで大きな変更はありません。
<var>E</var>=<var>m</var><var>c</var><sup>2</sup>
E=mc2