<html>タグは、HTML文書であることを表す際に使用します。
<html>~</html>で定義されるhtml要素は、HTML文書のルート(一番の根本となる要素)であることを表します。
HTML文書は、html要素を根っこにして、そこから様々な要素が枝分かれするツリー構造となります。
<html>~</html>の直下には、
<head>の後に続けて、
<body>を配置します。
html要素の始まりがコメントではない場合には、開始タグ<html>を省略できます。
また、html要素の直後がコメントではない場合には、終了タグ</html>を省略できます。
html要素を使用する際には、lang属性でその文書の言語を指定することが推奨されています。
lang属性で言語を指定しておくことで、翻訳ツールがその文書を翻訳したり、音声ツールがその文書を発音する際などに役立ちます。
例えば、日本語の文書にはlang=”ja”、英語の文書にはlang=”en”、フランスの文書にはlang=”fr”、中国語の文書にはlang=”zh”を指定します。
以下のサンプルでは、html要素のlang属性の値に”ja”を指定することで、ドキュメントの言語が日本語であることを宣言しています。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<title>音楽の共有</title>
</head>
<body>
<h1>音楽の共有</h1>
<p>
私が書いた曲を友達に聞いてもらいました。
彼らが書いた曲を私に聞かせてくれました。
私は誰かと音楽を共有するのが大好きです。
</p>
</body>
</html>