<input type=button>は、汎用ボタンを表す際に使用します。
input要素のtype属性の値に button を指定すると、
デフォルトの動作を持たない汎用ボタンを表します。
ボタンのラベルはvalue属性で指定しますが、空の文字列でもかまいません。
以下のサンプルには、2つのボタンが配置されています。
type=submitで作成する送信ボタンでは次のページへジャンプしますが、
type=buttonで作成する汎用ボタンでは次のページへジャンプしません。
<form method="get" action="next.cgi">
<p><input type=submit value="送信ボタンを押すと次へ進みます"></p>
<p><input type=button value="汎用ボタンを押しても何も起きません"></p>
</form>
以下のサンプルでは、type=buttonで作成されるボタンにa要素でリンクを指定しています。
<p><a href="next.cgi"><input type=button value="汎用ボタンで次へ"></a></p>
以下のサンプルでは、input type=buttonで作成される汎用ボタンのonclickイベントを取得することで、
新しいウィンドウを開いています。
<script>
function openNew() {
window.open('new ');
}
</script>
<p><input type=button value="新しいウィンドウを開く" onclick="openNew()"></p>
以下のサンプルでは、input type=buttonで作成される汎用ボタンのonclickイベントを取得することで、
アラートによるメッセージ画面を開いています。
<input type=button value="ヒントを見る" onclick="alert('メンデルスゾーンが作曲した行進曲が流れます')">
HTMLの仕様では、input要素には終了タグ</input>はありません。