<strong>タグは、重要性が高いことを表す際に使用します。
strong要素は、コンテンツの重要性、深刻さ、緊急性を表します。
strong要素を入れ子にすると、重要性のレベルが高くなります。
入れ子にしたstrong要素の数によって、その内容の相対的な重要性のレベルが決まります。
strong要素によってテキストの重要度を変更しても、文の意味そのものは変わりません。
strong要素には見出しという意味はありません。
見出しであることを示すなら、h1-h6要素やhgroup要素などの方が適切です。
以下のサンプルでは、見出しのなかの一部をstrong要素でマークアップしています。
見出しの要素内容の「第一章 : 」という部分は定型句であるため、
章のタイトル部分だけをstrong要素でマークアップしています。
<h1>第一章 : <strong>実践</strong></h1>
以下のサンプルでは、定型句「図1.」と説明「この巣のアリは ~ 受けています。」を区別するために、
キャプション内の図の名前をstrong要素でマークアップしています。
<figcaption>
図 1.
<strong>アリの巣のしくみ</strong>:
この巣に暮らすアリは、熱源 (左上) と食物源 (右下) の影響を受けています。
</figcaption>
以下のサンプルでは、見出しは実際には「花、蜂、蜂蜜」ですが、その見出しに気楽なおまけを追加しています。
そのため、strong要素で重要な部分をマークアップすることで後の部分と区別しています。
<h1><strong>花、蜂、蜂蜜</strong>、それ以外の私には分からないこと</h1>
以下のサンプルは、ゲーム内で通知される警告を想定しています。
重要度に応じてstrong要素を入れ子にして、各部分がマークアップされています。
<p>
<strong>警告。</strong>
このダンジョンは危険です。
<strong>アヒルを避けてください。</strong>
あなたのゴールドを咥えていってしまいます。
<strong>
<strong>ダイヤモンドは持ち出さないでください。</strong>
ダイヤモンドには爆発性があり、
<strong>10メートル以内のあらゆるものを破壊します。</strong>
</strong>
健闘を祈ります。
</p>
警告。
このダンジョンは危険です。
アヒルを避けてください。
あなたのゴールドを咥えていってしまいます。
ダイヤモンドは持ち出さないでください。
ダイヤモンドには爆発性があり、
10メートル以内のあらゆるものを破壊します。
健闘を祈ります。
以下のサンプルは、strong要素を使用してユーザーが最初に見るべき、緊急性の高い部分を示しています。
<p>リマインダーへようこそ</p>
<p>今日やること:</p>
<ul>
<li><p><strong>オーブンの電源を切る</strong></p></li>
<li><p>ゴミを出す</p></li>
<li><p>洗濯する</p></li>
</ul>
リマインダーへようこそ
今日やること:
オーブンの電源を切る
ゴミを出す
洗濯する