<sub>タグは、下付き文字を表す際に使用します。
sup要素は上付き文字を表し、sub要素は下付き文字を表します。
sup要素とsub要素をレイアウトや見栄えを調整するために使用してはなりません。
例えば、テキストをロゴっぽく見せるために、sup要素やsub要素を使って各字の位置調整をするのは不適切です。
sup要素とsub要素は、何らかの意味を持つマークアップをする場合にのみ使用します。
sup要素とsub要素がないと、コンテンツの意味が変わる場合のみです。
sub要素の適切な使い方は、例えば以下の場合などです。
以下のサンプルは、変数の添え字をsub要素で表しています。
変数全体をvar要素で定義して、そのなかの添え字部分をsub要素で定義しています。
<p>
<var>i</var>番目の点の座標は
(<var>x<sub><var>i</var></sub></var>, <var>y<sub><var>i</var></sub></var>)
です。
例えば、10番目のポイントの座標は
(<var>x<sub>10</sub></var>, <var>y<sub>10</sub></var>)
です。
</p>
i番目の点の座標は
(xi, yi)
です。
例えば、10番目のポイントの座標は
(x10, y10)
です。
数式では、上付き文字や下付き文字を使用することがあります。
数式はMathMLでマークアップすることが推奨されていますが、
簡単な数式であればsup要素とsub要素を使って表すこともできます。
<var>E</var>=<var>m</var><var>c</var><sup>2</sup>
f(<var>x</var>, <var>n</var>) =
log<sub>4</sub><var>x</var><sup><var>n</var></sup>
E=mc2
f(x, n) =
log4xn
※var要素のページに、MathMLでマークアップした数式のサンプルがあります。