DateオブジェクトのsetUTCMilliseconds()メソッドは、協定世界時のミリ秒を設定します。
基準となるのは、そのタイムゾーンの現地時間(ある地点の子午線を基準として定めた地方時)です。
例えば、ある日時が設定されている日付オブジェクトに対して
setUTCMilliseconds()メソッドでミリ秒を設定すると、
秒だけが変更されて時・分・秒はそのままになります。
戻り値は、1970年1月1日00:00:00UTCから設定した日時までの経過ミリ秒数です。
協定世界時(UTC)とはセシウム原子の振動数を基準とする国際原子時で、イギリスのグリニッジを通る子午線を基準に定められたグリニッジ標準時(GMT)とほぼ同じです。
協定世界時に対して日本標準時は9時間進んでいます。
地方時のミリ秒を取得する場合は、
getMilliseconds()メソッドを使用してください。
<script> var genzai = new Date(); var setteiMs = genzai.setUTCMilliseconds(999); document.write(setteiMs + "<br>"); //経過ミリ秒数 → 経過年数に変換 var keikaYears = setteiMs / (1000 * 60 * 60 * 24 * 365.2425); document.write(keikaYears); </script>
日付オブジェクト名.setFullYear() …… 年を設定する
日付オブジェクト名.setMonth() …… 月を設定する
日付オブジェクト名.setDate() …… 日を設定する
日付オブジェクト名.setHours() …… 時を設定する
日付オブジェクト名.setMinutes() …… 分を設定する
日付オブジェクト名.setSeconds() …… 秒を設定する
日付オブジェクト名.setMilliseconds() …… ミリ秒を設定する
日付オブジェクト名.setUTCFullYear() …… 協定世界時の年を設定する
日付オブジェクト名.setUTCMonth() …… 協定世界時の月を設定する
日付オブジェクト名.setUTCDate() …… 協定世界時の日を設定する
日付オブジェクト名.setUTCMinutes() …… 協定世界時の分を設定する
日付オブジェクト名.setUTCSeconds() …… 協定世界時の秒を設定する
日付オブジェクト名.setUTCMilliseconds() …… 協定世界時のミリ秒を設定する
日付オブジェクト名.getTimezoneOffset() …… 地方時と協定世界時の分単位の差を取得する
Date.UTC() …… 1970年からDateオブジェクトで指定した日時までの経過ミリ秒数を取得する
Date.parse() …… 1970年から日付を表す文字列で指定した日時までの経過ミリ秒数を取得する
日付オブジェクト名.getTime() …… 1970年からの経過ミリ秒数を取得する
日付オブジェクト名.setTime() …… 1970年からの経過ミリ秒数を設定する
日付オブジェクト名.getYear() …… 1900年からの経過年数を取得する
日付オブジェクト名.setYear() …… 1900年からの経過年数を設定する
日付オブジェクト名.toLocaleString() …… 指定日時を文字列に変換する
日付オブジェクト名.toUTCString() …… 協定世界時に基づいて指定日時を文字列に変換する
日付オブジェクト名.toGMTString() …… グリニッジ標準時に基づいて指定日時を文字列に変換する