DateオブジェクトのtoGMTString()メソッドは、グリニッジ標準時に基づいて指定日時を文字列に変換します。
グリニッジ標準時(GMT)とは、イギリスのグリニッジを通る子午線(経度0度)を基準として定めた時刻のことです。
以前にはグリニッジ標準時(GMT)が国際的な基準時刻でしたが、現在は協定世界時 (UTC) に変更されています。
GMTとUTCはほぼ同じ時刻ですが、UTCはセシウム原子の振動数が基準となっています。
この機能は、すでにウェブ標準から削除されています。
将来的にブラウザでサポートされなくなる可能性があるので注意してください。
同様の目的にはtoUTCString()メソッドが用意されています。
<script> var genzai = new Date(); document.write(genzai.toGMTString()); </script>
日付オブジェクト名.setFullYear() …… 年を設定する
日付オブジェクト名.setMonth() …… 月を設定する
日付オブジェクト名.setDate() …… 日を設定する
日付オブジェクト名.setHours() …… 時を設定する
日付オブジェクト名.setMinutes() …… 分を設定する
日付オブジェクト名.setSeconds() …… 秒を設定する
日付オブジェクト名.setMilliseconds() …… ミリ秒を設定する
日付オブジェクト名.setUTCFullYear() …… 協定世界時の年を設定する
日付オブジェクト名.setUTCMonth() …… 協定世界時の月を設定する
日付オブジェクト名.setUTCDate() …… 協定世界時の日を設定する
日付オブジェクト名.setUTCMinutes() …… 協定世界時の分を設定する
日付オブジェクト名.setUTCSeconds() …… 協定世界時の秒を設定する
日付オブジェクト名.setUTCMilliseconds() …… 協定世界時のミリ秒を設定する
日付オブジェクト名.getTimezoneOffset() …… 地方時と協定世界時の分単位の差を取得する
Date.UTC() …… 1970年からDateオブジェクトで指定した日時までの経過ミリ秒数を取得する
Date.parse() …… 1970年から日付を表す文字列で指定した日時までの経過ミリ秒数を取得する
日付オブジェクト名.getTime() …… 1970年からの経過ミリ秒数を取得する
日付オブジェクト名.setTime() …… 1970年からの経過ミリ秒数を設定する
日付オブジェクト名.getYear() …… 1900年からの経過年数を取得する
日付オブジェクト名.setYear() …… 1900年からの経過年数を設定する
日付オブジェクト名.toLocaleString() …… 指定日時を文字列に変換する
日付オブジェクト名.toUTCString() …… 協定世界時に基づいて指定日時を文字列に変換する
日付オブジェクト名.toGMTString() …… グリニッジ標準時に基づいて指定日時を文字列に変換する