リンクにカーソルが乗ったり、クリックされた場合のスタイルを変化させるには、以下の擬似クラスを使用します。
これらの擬似クラスに文字色・背景色・下線などを指定することで、
リンクテキストにカーソルが乗った際に色を変えるなどの動的な変化をつけることができます。
:link擬似クラス | 未訪問リンクのスタイルを指定します。 |
---|---|
:visited擬似クラス | 訪問済みリンクのスタイルを指定します。 |
:hover擬似クラス | ユーザーの操作で要素にカーソルなどが乗った際のスタイルを指定します。 a:hoverでは“カーソルは乗っているがクリックはされていない状態”です。 |
:active擬似クラス | ユーザーの操作で要素がアクティブになった際のスタイルを指定します。 a:activeでは“クリックされてから離されるまでの状態”です。 |
CSSでは後に記述されたものが優先して適用されるので、スタイルを指定する記述順にも注意してください。
例えば、a:linkの指定を最後に記述すると、他の指定によるスタイルで上書きされて無効となります。
a:link {color:#0000ff;} /*未訪問のリンクの色*/
a:visited {color:#00ccff;} /*訪問済みのリンクの色*/
a:hover {color:#ffffff; background:#0000cc;} /*カーソルが乗っているリンクの色*/
a:active {color:#ffff00;} /*クリック中のリンクの色*/
<html>
<head>
<link rel=”stylesheet” type=”text/css” href=”sample.css”>
</head>
<body>
<p>
<a href=”today “>今日のお天気</a><br>
<a href=”tomorrow “>明日のお天気</a><br>
<a href=”yesterday “>昨日のお天気</a>
</p>
</body>
</html>
E[foo^=”bar”] …… foo属性の値がbarで始まるE要素
E[foo$=”bar”] …… foo属性の値がbarで終わるE要素
E[foo*=”bar”] …… foo属性の値にbarを含むE要素
E:root …… 文書のルートとなる要素
E:nth-child(n) …… n番目の子となるE要素
E:nth-last-child(n) …… 後ろから数えてn番目の子となるE要素
E:nth-of-type(n) …… n番目のその種類の要素
E:nth-last-of-type(n) …… 後ろから数えてn番目のその種類の要素
E:last-child …… 子として最後のE要素
E:first-of-type …… 最初のその種類の要素
E:last-of-type …… 最後のその種類の要素
E:only-child …… 子として唯一となるE要素
E:only-of-type …… 子として唯一となるその種類の要素
E:empty …… 要素内容が空となるE要素
E:target …… リンクのターゲット先となるE要素
E:enabled …… 有効となっているユーザーインターフェース要素(テキストエリアなど)
E:disabled …… 無効となっているユーザーインターフェース要素(テキストエリアなど)
E:checked …… チェックされているユーザーインターフェース要素(ラジオボタン・チェックボックスなど)
E:not(s) …… sで指定するセレクタに当てはまらないE要素
E ~ F …… E要素の後ろにある同じ階層のF要素
複数のセレクタ …… 複数のセレクタに同じスタイルを適用する
子孫セレクタ …… 子孫要素にスタイルを適用する
子セレクタ …… 子要素にスタイルを適用する
隣接セレクタ …… 直後に隣接している要素にスタイルを適用する