CSSのvw、vh、vmin、vmaxは、ビューポートの幅や高さに対する割合で要素のサイズを指定する長さ単位です。
px、%、emなどと同じように要素のサイズを指定する際に使用します。
例えば、ビューポートの横幅に対して20%のサイズの正方形にしたい場合には、vwという単位を使って以下のように記述します。
width: 20vw; height: 20vw;
また、ビューポートの高さに対して20%のサイズの正方形にしたい場合には、vhという単位を使って以下のように記述します。
width: 20vh; height: 20vh;
vw、および、vhによるサイズ指定の場合、スマホやタブレット端末で画面を90度倒すと画面の縦横が入れ替わるので表示サイズが変わります。
p.sample1 {width: 20vw; height: 20vw; background-color: aqua;} p.sample2 {width: 20vh; height: 20vh; background-color: pink;}
<html> <head> <link rel="stylesheet" href="sample.css" type="text/css"> </head> <body> <p class="sample1">width: 20vw; height: 20vw; を指定</p> <p class="sample2">width: 20vh; height: 20vh; を指定</p> </body> </html>
width: 20vw; height: 20vw; を指定
width: 20vh; height: 20vh; を指定
vmin、および、vmaxによるサイズ指定の場合、
vminはビューポートの短辺、vmaxはビューポートの長辺に対する割合でサイズ指定するので、スマホやタブレット端末で画面を90度倒しても表示サイズは変わりません。
p.sample3 {width: 20vmin; height: 20vmin; background-color: green;} p.sample4 {width: 20vmax; height: 20vmax; background-color: yellow;}
<html> <head> <link rel="stylesheet" href="sample.css" type="text/css"> </head> <body> <p class="sample3">width: 20vmin; height: 20vmin; を指定</p> <p class="sample4">width: 20vmax; height: 20vmax; を指定</p> </body> </html>
width: 20vmin; height: 20vmin; を指定
width: 20vmax; height: 20vmax; を指定