一般的なブラウザで文章が表示される場合、特にスタイル指定しなければ行間がやや窮屈な印象があります。
文章が読みやすくなるように、行の高さを指定して行間を広くしてやりましょう。
行の高さを指定する際にはline-heightプロパティを使用します。
base.cssに以下の記述を追加してください。
@charset "utf-8";
body {
font-size:95%;
font-family: "MS ゴシック",sans-serif;
line-height:1.5;
}
保存をしたらブラウザで表示してみましょう。ブラウザに表示されるテキストの行間が広くなれば成功です。
line-height:1.5; は、行の高さを1.5倍にするように指定しています。
値には1.5と単位無しの数値で指定しましたが、line-height:150%; とパーセント値で指定しても同じ結果となります。
line-heightプロパティに指定する値には、
数値にpx(スクリーンの1ピクセルの長さを1pxとした単位)や
em(文字の高さを 1em とした単位)や
ex(小文字の「x」の高さを1exとした単位)などの単位をつけて指定することも可能です。
状況に応じて使い分けてください。
行の高さとフォントサイズの関係ですが、
例えば、line-heightが30pxでfont-sizeが14pxの場合、30px(行の高さ)から
14px(フォントサイズ)を引いた残りの16pxが、行間として上下均等に8pxずつ割り振られます。
つまり、行間 = 行の高さ(line-height) - 文字の高さ(font-size)となります。
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